宅建士試験、1点は1点の価値しかないということ

宅建の試験じゃなくても言えることですが、1点に1点以上の価値はありません。いくら難問を解いたとしても、超簡単な問題と同じ1点です。

それならば、簡単な問題を解ける学習すればいい!!

これが試験合格のための正攻法だと思います。いたってシンプルな戦略だと思います。

こだわりたくなるのが人間!?

ですが、そこは人間です。こだわりが出てくるのは確かだと思います。たとえば、民法が好きな人であれば徹底的に知識を身に着けたいと思うはずです。

私も学生時代は暗記さえすれば高得点が取れる歴史を無視して、数学の難問ばっかり挑戦していた時期がありました。それに似ていると思います。

私が思うに、例えもしそうであったとしても、割り切ることが大切だと思います。

もし、それでもなかなか割り切ることができないという人は、まずは試験合格してください。

そして、それから十分にある時間の中で極めたい科目があれば、極めるという考えを持つといいと思います。

こだわりはひとまず捨てましょう!!

私も実をいうと、宅建業法も不動産の税、都市計画なんかは特に興味もありません。

ただ興味ないからやらないのかと言われればそうではありません。

勿論、この科目を徹底的にやらなければ、合格しないからです。

仕方なくでも勉強しないとダメなのです。目標はあくまでも合格することです。

行政書士試験でもそうでしたが、合格するにはやはり配点の多い科目に力を入れることが重要です。

みんなが取れない1点よりも確実に取れる1点を。

ライバルは難しい問題は不正解でも、簡単な問題は絶対取りに来るはずです。

だから、基礎的な問題ほど取りこぼしてはいけないのです。

合格基準点が変動する宅建試験はまさにこれに尽きると思います。