マンガで学ぶはやはりどうかと思う~宅建士試験のテキスト

今日は書店に行く機会があったので、ついでなので宅建士試験の参考書を見てきました。目についたのがマンガでわかる宅建士試験という参考書です。
私も初学者のときはこういう漫画でもわかるという甘い言葉に誘惑されたものです。だいたいのことは知っていましたが手に取ってみました。

どんな内容かと中身を見てみると、マンガと普通の要点まとめのハイブリットといった感じでした。マンガ4、要点まとめ6くらいでした。
ある意味予想通りと思い、すぐに本棚に戻しました。




というのも実は私はマンガで学ぶ〇〇シリーズはかなり否定的です。
なぜかというと、第一にマンガの要素がほとんどないからです。どういう意味かというとストーリー性が一切ないからです。一番多いパターンが宅建士試験をまったく知らないけれど興味を持っている人、そしてその教える人という登場人物です。最悪の場合はこの二人で終わりますし、よくてもあと一人、異性がいて終了です。
特にストーリーなんて一切ありません。

漫画=楽しいのイメージをもってこういう本に飛びつくと後悔します。
楽に勉強できたら、みんな宅建士になっています。そんなにあまくありません。

そして、マンガと言っても、タッチが古い感じのマンガが多いです。
NARUTOやドラゴンボールのようなタッチのマンガは一切ありません。

そして、はじめにいったように結局は活字が多いです。私たちが普段読む漫画とは全くの別物です。痛い目を見ます。

これらのことわかって手に取るのならわかりますが、それを知らずに期待してこういう本を利用してはいけません。

さんざん批判してきましたが、それでも活字だらけのテキストよりは多少は楽に感じたり、わかり易いのは確かです。図で表してくれていたりもするからです。イメージも活字のみとういよりは全然湧きやすいと思います。

ですが過度の期待は厳禁というわけです。私はもちろん利用したことはありません。勉強は楽にはできません。間違っても漫画でわかるシリーズのみで合格することはできないと思います。ただ勉強の手助けになることは間違いないと思います。




編集後記的なもの:マンガでわかるシリーズは今でも否定的です。漫画で合格できるほど甘くはありません。ただ、それだけでは合格できないことを念頭に置いて、手に取る分には良いと思います。甘いことは考えないように!!後で地獄を見るだけです。