宅建士試験を終えて、反省すべき点がいくらかあります。
自己採点で意外といい点が取れたので、反省なんてしなくてもいいという気もしますが、こうした方がよかったという点があることにはあるので挙げていきたいと思います。
まず、反省すべき点は・・・・
完全に舐めすぎていたことです。
行政書士試験合格者ということを忘れて、初心のつもりで勉強すればよかったということです。最終的には合格基準点は超えてるようですが、もっと楽なスケジュールも十分立てれたはずです。ちょっと、余裕ぶっこき過ぎてました。そのせいで、直前期は本当に地獄でした。
もう一つ、これもかなりの失敗点です。まともな参考書を買えばよかったということです。このブログでも紹介しましたが、私が購入した参考書はものすごい薄い要点だけが絞られた参考書とあとは法令の制限と税その他の分野だけが書かれている参考書のみでした。
前者の薄い参考書もよかったといえばよかったんですが、情報量が少なすぎました。間違いなく初心者向けの参考書ではなく、一通り勉強してきた人が最後に読む要点確認用のものだと思われます。まずはそれを最初の参考書としてしまったこと、まずこれが以外と苦戦してしまった原因だと思います。
別にこの参考書が悪いわけではなく、用法を間違えた私が悪いだけですけど。
そして、後者の参考書ですが、これは非常に役に立ちました。ですが、購入したのが1カ月前くらいだったので、少し遅かったです。そして、後悔しているのが、この参考書の宅建業法の分野を買えばよかったということです。
やはり、宅建の柱は宅建業法、他なりません。その宅建業法に関して、十分な知識があればもっと楽に合格できたのだと思います。
恐らく理想は、必要十分な情報のインプットから過去問などのアウトプットをこなし、弱点部分を肉付けしていく。この形だと思います。
一方私の場合は、不十分な情報のインプットで早い段階からアウトプットに移行して、そのアウトプットで必要十分な情報をインプットしてしまったのです。
過去問の焼き直しの多い宅建士試験からしてみれば、アウトプット=インプットにすることが最も近道なことは近道なんでしょうが、私にはあまり合わなかったようです。
点数は取れるようになるかもしれませんが、理解が伴わないことも少なくないのでなんか味気ない、そんな感じがしてきます。そして、応用に弱くなる。十分なインプット抜きだとこういう現象が起きてきます。
間違いなくテキストは少なかったと反省しています。
それと気づきましたが、権利関係以外の分野は、参考書読み込みだけで十分に理解することができます。権利関係はあれって?なることも多いと思いますが、基本的には宅建業法も法令上の制限も税も基本、参考書を一読すれば大まかな内容は理解できるはずです。
その後、何度も参考書を読み込んで暗記するという作業に当たればいいだけです。
以上、反省点でした。
まだ合格通知が届いたわけではないので、大々的に合格者らしいふるまいはまだできませんが、自分の中ではこれが最短の勉強とはあまり思えなかったですし、まだまだ時短は可能だったと思います。そういった意味で反省点です。
結果論になってしまうのですが・・・・。