宅建士試験の人気は安定している?宅建士試験の受験者数について

こんにちは。突然ですが、宅建士試験の受験者数がどのくらいなのか皆さんはご存知でしょうか?直近の受験者数でいうと約20万人となっています。

20万人という受験者数はどのくらい?

これは多いのか?他の資格の受験者数と比較してみましょう。簿記の3級の受験者数で約10万人くらいですから、約2倍と非常に多いといえるかとおもいます。ちなみに行政書士試験は約4万人です。およそ5倍となっています。

20万人って聞いてもピンとこない方がいると思います。ちなみに私の住んでる市の人口よりも多いです。つまり市内の人が全員受験しているということになります。それでもまだ足りないということです。

そして例年、この20万という数字で推移しているそうです。
人気が安定していることがうかがえます。
一時的なドラマの人気で上昇した受験者数とは違います。

これに対して、合格率はというと約15%となっています。中には記念受験となる人もいるようです。私の身近な人の話ですが、毎年、公務員試験にとりあえず無勉で挑戦するという先輩がいました。今はもう年齢的には無理なんでしょうが、そういう無謀ともいえる挑戦する人が中にはいるのです。マークシート式だとなおさらです。ちなみに本気で合格を目指していたらしいです、その先輩は。

約15%というと、1年間で約3万人もの宅建士が誕生するわけです。飽和になるのかなとも思いますが、あまりそういった話も聞きません。実際のところはどうなのかわかりませんが、求人も多いと思います。

今後試験がどうなっていくかはわかりませんが、しばらくはこのままで行くような気がします。

合格率は高い方?

このように宅建士試験は非常に人気な資格です。合格率から見ても15パーセントと高くはありません。ですが他の法律系の資格と比べると15%でも高いと言えます。他の士業系の資格はかるく一桁台です。
その合格率を見ただけであきらめてしまう方も多いようです。

人気の資格だからミーハーな気分で取得するというわけではありませんが、就職に強いというのは大きな動機になるかと思います。前にも書いたような気がしますが、宅建は勉強時間の割には非常に価値のある資格であることは間違いありません。