初勉強でも民法は半分以上正解!!
平成29年度の宅建士試験の本格的な勉強を初めて行ってみました。まずは、宅建士の民法の問題を解いてみました。果たして、腐っても行政書士試験合格者の私の結果はというと・・・・。
8割程度は正解!!!
喜んでいいのかどうかわかりませんが、まずは良しとしましょう。また2割の内1割は問題をよく読んでいなかったケアレスミスです。言い訳です(笑)
感想はというと、行政書士試験合格者の私からするとすこし簡単だったかなと思います。ちなみにやった問題はサイト上で公開されている1問1答の問題でした。
そして、ものすごく思ったことが一つありました。
行政書士の民法とは異質な問題
行政書士試験と比べて、宅建士試験の民法で出題される範囲が違うということです。民法のレベルはもちろん違いますが、範囲でいえば以下の通りだと思います。
・行政書士試験→債権中心、全体的に網羅はしている。ただし相続は少ない
・宅建士試験 →物権中心、相続も出る
といった印象を受けました。それもそのはずです。宅建は主に不動産を扱うのですから、物権中心の出題になるのは当たり前です。どちらかというと司法書士試験の民法に近いようなきがします。もちろん、レベルは雲泥の差ですが。
行政書士試験、宅建士試験の民法の問題のレベルの違いを正確に言い表すことは至難の業だと思います。ですが、レベルの差を感じるのは確かです。
基本、行政書士は条文だけでなく判例も出題されます。宅建は判例が少ないような気がしました。
あと行政書士試験の問題では数字を覚えているかどうかは問われることが少ないですが、宅建士試験では数字の知識を問われることも多いようです。
上手く言い表せないかもしれませんが、行政書士試験で問われる知識は割と深いのに対して、宅建士試験ではうわべをさらっとという感じです。ですが、問題によっては行政書士試験と同等の問題が出題されることもあります。
まぁ、今からでも十分対応できるレベルだと思います。
民法は安心として、さて他の科目です。5年前くらい受験したっきりですから、ほとんど初学者と変わりません。とりあえず、申し込み後以降にはじめようと思っています。
今回行政書士試験と宅建士試験の民法のレベルの差や出題のされ方の差について書いてみました。