宅建士試験のために仕事をやめる必要はない?

宅建士試験の受験生の多くがサラリーマンだと思います。私もそうですが、転職希望の人であったり、スキルアップの目的で受験します。

本業をしながら受験する人の多くは勉強する時間がありません。働きながら受験する人の多くの悩みはなかなか時間が捻出できないことだと思います。
後でも書きますが、実は時間が捻出できないと思い込んでいるだけだったりもします。

まぁ、私の場合は短期間での合格を目指しているのでそれほど深刻な悩みではありませんが、これが直前期となったらどうなるかはわかりません。

よし、宅建の勉強のために仕事をやめよう!!

中にはこんな人もいるかもしれませんが、これは正直NG行動です。

仕事をやめたら勉強時間は増えますが、その分悩みも増えます。失業というのは実に精神的にも肉体的にもよろしいものではありません。
経験者は語ります。

まず失業することで、生活リズムが狂います。最悪な場合、うつ状態にもなりえます。そして、生活への不安、収入がなくなる、腰が重くなるとマイナスなことばっかりです。もしかすると、働いてた方が勉強できていたという結果になる場合もあります。なので、わざわざ仕事をやめてまで宅建士試験を受験する必要はないと思います。

そして、宅建士試験は簡単な試験です。超難関資格ではありません。

基本的には働きながら取れる資格です。平均300時間の勉強で取れるということですから、1日2時間勉強すれば、半年もかからず合格できます。

さすがにものすごいブラック企業にでも勤めていない限り、一日2時間の時間は作れるはずです。もし2時間もないと思っても、必ずスキマ時間があるはずです。それを有効に活用しましょう。これは勉強版、星飛雄馬となってしまうかも知れませんが、ごはんを食べながらだって参考書を持ちながら勉強ができます。実際に東大生でやっている人がいたというテレビを見た記憶があります。

さすがに大げさですが、案外スキマ時間というのはあるものです。まともな会社であれば昼休みがあるでしょうし、通勤時間、入浴時間などスキマ時間は探せばあります。

うまくすきま時間を利用して勉強する、働きながら受験する人に必要不可欠なことです。

一方、主婦だったり学生であれば、この際、思いっきり勉強してみてはいかがでしょうか?

主婦の人も家事など大変ですが、働いている人よりは自由も聞くと思います。料理をしながら、講座CDなどを聞くことだってできるはずです。
学生の方は勉強し放題です。むしろ勉強が仕事です。

とまとめると、宅建士試験に合格するために仕事をやめる必要はありません。オススメはしませんが、どうしてもという人はご勝手にどうぞ。ただ、仕事をしながら独学でも合格できる資格、それが宅建士試験だというのは知っておいてください。

ちなみに私が仕事をやめてまで取る価値のある資格は社会保険労務士だとか司法書士クラスの資格だと思っています。