すべての資格試験に通ずるもの、それは国語力です。
宅建士試験も例外ではありません。
宅建に合格するのに、三角関数も必要なければ、歴史の出来事も知っている必要はありません。
つまり、中学や高校の知識の持ち越しがないのです。
そのため、中卒の方でも合格できますし、高卒の方でも当然、合格できます。
しかし、国語力、読解力がないと厳しいものになります。
まずはそこを抑えておきましょう。
考えられる対策として、普段から活字を読む機会を増やしておくといいでしょう。
ブログでもいいですし、自分の興味のある雑誌でも構わいません。
なかなか、活字を全く読まないという人もいないかと思いますが、意図的に活字を読む機会を増やした方がいいでしょう。
そして、資格試験で最初につまづくのはその呪文のような専門用語です。
まったく初耳、初見の用語が出てきます。
これまでの人生でまったく触れてこなかった用語が出てきます。
まずこの定義を知らないと先には進めないですし、何を言っているのか分からなくなります。
1回テキストを読んでもなかなか、頭に入らない理由はこれです。
用語を事前に勉強して頭に入れてから、テキストを読むという方法もありますが、何度もテキストを読んでいくというのも方法の一つです。
とにかく、宅建士試験のみならず、資格試験というのは読んで理解するという能力を身に着けてください。
これがポイントです。
逆にいえば、これさえあれば、どんな人でも合格可能です。
自分は中卒だから・・・とかはやめましょう。
確かに、学歴があれば越したことはありませんが、合格の絶対条件というわけではありません。
そして、私の周りでも中卒の方でも合格している方がいます。
やる気と、ある程度の国語力があれば、合格は可能です。
そして、国語力というのは本来、日本人であれば備わっているものです。
なので、基本的にはどなたでも合格できるのです。