宅建士試験の問題の中でラッキー問題があるとしたら個人的にはこの問題だと思います。
ほぼ毎年、出題される問題形式です。
それは、「判例に関する問題」です。これは判例の趣旨を答えるという問題です。権利義務のところで出題されます。というわけでほとんどが民法の判例に関する問題です。
判例と聞くとすごい難しいというイメージあるかもしれません。そもそも宅建士試験はどちらかというと条文中心の試験ですから。学説はもちろん、判例自体が出ることが珍しいといえば珍しいです。民法はそこそこでますが・・・。
実はこの判例趣旨問題・・・・
難しそうですが、簡単です。
国語力があればほぼ解けると思います。
その問題分に書かれた判例と選択肢の要約されたことの正誤判断していけばいいというだけです。
まぁ中にはちょっと法律知識を混ぜ込まないといけないものもありますが・・。
勿論、今回の私の宅建士試験の自己採点ではこの問題は正解でした。
このラッキー問題は簡単なんだという先入観をぜひ持っていただきたいとも思います。
見掛け倒し問題といえると思います。
こういう簡単な問題は確実に得点しておく、それが宅建士試験合格の秘訣なんではないかと思います。
行政書士試験合格者からするとこの判例問題は本当にラッキー問題です。
ぜひ、行政書士試験の問題にもこういう問題が出題されてほしいものです。
基本的には、法律の問題ではなく、国語の問題だと思って下さい。